2014春期昇級審査レポート

昇級レポート 小坂義隆  2014.3.30 2級昇級

平成26年3月30日に旭川市で行われた昇級審査を受審しました。
 前回の審査から約2年経過していたということもあってか、初めて受審した
時と同じくらい朝から大変緊張していました。

 準備運動から始まり、基本稽古、移動稽古、型と審査が進むにつれて緊張感
が高まり、脚の震えが止まらず、落ち着いてしっかりとした動きが出来ません
でしたし、受審にあたり最低出来なくてはいけない項目の一つである補強は、
十分準備してきたつもりでしたが、腹筋を始めた直後に激しい腰の痛みに襲わ
れ、ほんの数回で強制終了となるなど、非常に悔いが残るものとなってしまい
ました。

 最後の組手においては、課題を持って臨んだものの思うように動くことが出
来ず、胸貸しに至っては、何度も何度も膝を着き、蹲り、立っているのが精一
杯の状態で、全く組手の形にならず、本当に情けないという思いが何度も頭を
繰り返し巡っているうちに審査が終わりました。

 昨年の転勤を境にライフステージが大きく変化し、一日を占める仕事の割合
も大きくなったことから稽古時間が少なくなり、気持ちばかりが焦る状況下で
の受審でしたが、実戦を掲げる「極真空手」である以上、身体を鍛えるという
当たり前の行為はこれからも続けてやっていかなければならないと思っていま
すし、現状の中で今出来ること、今やるべきことをしっかりと行うよう常に自
分に言い聞かせ、帯の色に恥じないよう、より一層の努力と精進を重ねていき
たいと思います。
                                      押忍


昇級レポート 原拓海   2014.3.30  3級昇級

審査にイマイチ、なっとくのいかない感じで受けました。
筆記試験では、字に自信がありませんでした。1問 間違えてしまいました。柔軟試験は、
0点で、もっと小さいときに練習していればよかったと、思いました。
 基本は、自分なりには、できました。ちなみに、道着の上下が違うと笑われていました
が、ああいう道着です。次は移動と型で、これも自分なりにはできました。この次が補強
で、棒飛びは、一回もできず、拳立て、腹筋、スクワット、は拳立てでダメでした。逆立ちも、
ダメで、2段蹴りは、2回まで成功しました。
 組手は、体がある程度あたたまっていたのでスムーズにできました。
結果は、受かりました。

昇級レポート 小坂 理子  2014.3.30 7級昇級

私は約3年ぶりに昇級審査を受審しました。
久しぶりの審査だったので、とても不安で、手足が震えるほど緊張しました。
いざ審査が始まってみると、自分の未熟さを実感しました。
組手では思ったように動けず、すぐに体力が消耗してしまったので、全然だめ
だと痛感しました。

次の審査では、普段の稽古や練習試合、合宿で自分のレベルを上げて、秋にまた
昇級審査を受審したいです。

                                               押忍


昇級レポート 小坂 龍平  2014.3.30 5級昇級

今回で6回目の昇級審査を受けました。
僕は剣道の部活や塾へ行くなどの理由で、あまり空手の稽古に参加できず、昇級審査
を受けるにあたり不安がありましたが、前回の審査では出来なかった拳立てなどの補
強の完遂や、二段蹴りを三段階全て蹴ることが出来たなど、自分にとって良い結果が
残せて良かったです。
しかし、移動稽古の時は軸がぶれ、型や組手でも上手くいかなかったところが多く、
全体的には自分の納得できる内容ではありませんでしたが、今回昇級することが出来
て良かったです。

これからは、自分の帯に自覚を持って稽古を続けていきたいと思います。           押忍


昇級レポート 國分優希  2014.3.30  9級昇級

 2014年3月30日(日)に、東地区体育センターで行われた昇級審査を受審させて頂きました。
 私は初めての審査でしたが、気負わず全てを出し尽くす事だけを考えて臨みましたが、本番は
甘くありませんでした。補強は何とか完遂できましたが、型では下半身がぐらつき、突く場所を間
違え、組手ではスタミナ不足を実感しました。黒帯の先輩方との組手では胸を貸して下さった先輩
方に思いっ切り向かいましたが、圧倒的な力の壁に跳ね返されました。出来た事よりも出来なか
った事の方が多く、悔しい審査会でしたが、その事が自分も黒帯を目指すモチベーションを一層
強くさせてくれました。
 そもそも私が極真空手を始めたのは運動不足を解消するために軽く汗を流す事が目的でした。
しかし、稽古を重ねると、自分を追い込む事が無意識のうちに目的となっていました。金曜日の
稽古は、「あぁ、今週も金曜日が来たか」と憂鬱なほど苦しいですし、身体のどこかが毎日痛く、
ボロボロになって帰宅する私を見た妻に「あなたは一体何を目指しているの?」と問われ、確かに
どうしてこんなに自分を追い込んでいるのか自問自答する時もありました。それが今回、昇級審査
を受けさせて頂き、自分はただ「強くなる」事を目指しているのだと気付きました。
 今は体の強さばかりに目が向いておりますが、今回昇級させて頂いた事を機に、今後は強さの
意味を深く勉強していきたいと考えております。同時に帯以上の強さを追及しながら稽古に励み
たいと考えております。
 最後になりましたが、日頃ご指導下さった先生、先輩方、応援して下さった道場の皆様、審査会
の準備をして下さった先生方、先輩方、家族に、この場をお借りしてお礼申し上げます。
                                                       押忍