森 満範  2014713  2級昇級

 2014713日,本部道場(帯広)で行われた昇級審査を受審させていただきました。今回は茶帯を目指した審査でしたので,いつもの昇級審査時に感じるプレッシャーに加え,責任感という重圧を背負いながらの受審となりました。
 茶帯となると,自分のことだけではなく道場の運営や指導にも関わらなくてはならないことから,技量もさることながら資質も問われると思います。それらを審査する場に臨み,持てる力を十分に出し切ることができなければ,日頃からご指導いただき,受審を勧めていただいた原先生にもご迷惑をおかけすることにもなりますし,何より普段の稽古,そして空手に対する自分の心構えを問われることにもなります。並並ならぬ緊張感の中,「気合い」や「諦めない気持ち」は出せたと思いますが,これまでの受審の時と同様,全体的には決して満足のいくものではありませんでした。
 年齢的に仕事で重責を背負うことが増え,道場稽古にも満足に参加できなくなってきた状況の中,道場のみならず日常の生活の中でもどれだけ稽古ができるか,また体力や技量を維持・向上させるか,そして不具合のある股関節(人工股関節)をカバーできる技量をいかにして身につけるかということが今の自分の課題です。これを解決するには,頭で色々と考えるより,道場稽古と自主稽古の両方に励むしかありません。帯の責任を果たし,少しでも道場のために貢献できるような存在になるべく,今後も精進したいと思います。押忍。